4月に入り、新年度が始まりました。毎年この時期になると、学校では学校検診が行われます。
学校検診は学校保健安全法で定められており、毎年4月頃に年1回の検診が実施されています。

学校での視力検査は養護教諭などの学校関係者によってスクリーニング的な意味合いで実施されています。
視力検査の測定法は教室での見え方を基準にした370方式が広く採用されています。

370方式視力測定法とは、0.3、0.7、1.0の大きさの3種類のランドルト環(Cのような輪っかに一か所切れ目がある指標)を使用して行われます。
そのため、視力検査の結果はA(1.0以上)、B(0.7~0.9)、C(0.3~0.6)、D(0.3未満)の4種類となっており、
下記の図のように、学校生活で必要とされる視力の目安が学校関係者や保護者にも理解されやすいように説明がなされています。


(日本眼科医会より引用)

目の異常を指摘された場合、日常生活や学習に影響がでることがあるため、速やかに眼科の診察を受けましょう。

受診の際は健康保険証や医療証、学校からの用紙を忘れずご持参ください。
また、眼鏡をご使用の場合は眼鏡もお持ちください。